NETeller - [オンラインカジノ新報]

NETeller

NETellerとは何か

NETellerはオンライン上のバーチャル銀行のようなものです。正確には銀行ではありませんが、口座を持ち、そこから様々なサービスに対してお金を支払うことができます。同様のサービスに有名なところでPayPalがあります。PayPalはネットオークションの支払いやシェアウェア料金の送金などに広く使われているもので、NETellerはこれのオンラインカジノ専用版と思えばよいでしょう(NETellerは一言もオンラインカジノ専用とは言ってませんが、実質そのような状態になっています)。

NETellerの自分の口座からオンラインカジノに入金したり、逆にオンラインカジノの勝ち分を引き出したりします。実際に現金にしたい時は、NETellerの口座から国内の銀行口座に送金したり、デビットカードを利用すれば近くの郵便局でおろすことも可能です。

NETellerの利点

なぜNETellerがオンラインカジノ界で重宝されているかというと、理由は二つあります。ひとつは入金時、もうひとつは出金時(引き出し時)の便利さです。

オンラインカジノへの入金手段はいろいろありますが、やはり便利で迅速なのがクレジットカードです。しかし多くのクレジットカードはオンラインカジノでの決済を拒否しており、入金することができません。ところが、NETellerは建前上オンラインカジノとは無縁で単なるオンライン上のサービスの一つです。これにより、クレジットカードの入金が拒否されることも無く、入金が出来るというわけです。(とはいえ最近ではNETellerさえNGなカードが増えてきました‥)

もう一つの利点が出金時の利点ですが、実はNETellerのメリットはこちらの方が重要です。仮にあなたが5箇所のカジノで$100ずつ勝ったとしましょう。合計$500です。各カジノの出金手段には小切手や銀行送金などいろいろあります。小切手は手数料が高いので銀行送金を選んぶことにしましょう。一度オンラインカジノの銀行送金の手数料を調べてみて下さい。驚くほど高いことがわかります。$10なら安い方、$20や$25などという手数料が取られてしまいます。仮に$20だった場合、5箇所のカジノで合計$100もの手数料が取られてしまいまい、手元に残るのは$400。しかし、NETellerへの出金であればどこのカジノも手数料は無料です。5箇所のカジノからごっそりそのまま$500がNETellerアカウントに振り込まれます。NETellerからの銀行送金の手数料はわずかなもの。つまりNETellerに資金を集約させることで、ドルを円に換金する手数料を1回に済ませることができます。もちろんそのままNETellerの口座にキープして、次回の入金に充てるのも良いでしょう。

オンラインカジノは入金時にボーナスが貰えるものがほとんどです。せっかくボーナス条件をクリアしてるのに、カジノに資金があるからとゲームを続けるのはもったいないと思いませんか？一度引き出して、また振り込めば新たなボーナスが貰えます。そんな時にもNETellerなら手数料無料で出し入れできます。

NETellerの登録方法

2005年末にNETellerは完全日本語化されましたので、サイトの指示に従っていけば問題無く登録できると思います。ここでは詳細な登録方法は説明しません。以下のURLをクリックしてNETellerの登録をしてみて下さい。

http://www.neteller.com/

NETellerへの入金

NETellerへの入金はメジャーなところで2種類存在します。一つはクレジットカードによる入金。一つは銀行振込です。クレジットカードによる入金が一番便利ですが、やはり拒否されてしまうカードが多く、その場合は銀行振込を選ぶか、もしくはカジノへの入金はePassporteなどを利用し、NETellerは出金専用にするのも賢い選択です。

銀行振込は日本国内の指定された銀行口座へ振り込むことで入金が可能です。ただし、振込の際に「照会番号」なるものに自分のNETellerアカウント番号を指定する必要があります。もし利用中の銀行がこの「照会番号」に対応していないと、振込後メールでNETellerに確認する必要があるなど、かなり面倒なことになってきます。またこの銀行振込による入金は1日の限度が2万円に制限されているので注意して下さい。

このような制約があることから、当サイトではNETellerへの入金時にお手持ちのクレジットカードが使えなかったら、素直にePassporteを使って、NETellerは出金専用口座にすることを推奨しています。

NETellerから出金

NETellerからの出金は銀行送金もしくはデビットカードによる引き出しが一般的です。どちらも所定の手数料がかかります。

先にデビットカードを説明すると、まず申請しなければこのカードは作成されません。ログイン後デビットカード作成の申請をして下さい。数日後、カードが郵送されてきます。デビットカードで引き出すにはまず、NETellerのアカウントにログインして、口座資金をデビットカードに移します。いくらNETellerにお金があっても、このデビットカードに移す操作をしなければ1円もおろせませんので注意して下さい。この資金移動には手数料がかかり、また一度に可能な移動額も決められています。無事デビットカードへ資金移動できたら、あとはお近くの郵便局に行って、デビットカードを差し込んで引き出せばOKです。その際、ATMでのメニューは通常の引き出しを選んで下さい。「他の金融機関」などを選ぶ必要はありません。

一方、銀行送金は簡単です。額に制限はありません。ただし初めて送金する場合は写真付きの身分証明証などを送付する必要があり面倒なのですが、これは最初に1回だけです。サイト管理人の場合は、パスポートをスキャナで取り込んで、重要なパスポート番号などは黒で塗りつぶしたJPGファイルを添付メールで送ったところすぐに承認されました。振込先銀行口座の指定には国際銀行コード(ABAコードもしくはSwiftコード)が必要になってきます。これは日本で言うところの銀行コード(例えばみずほ銀行は0001)とは全く別モノですので注意して下さい。主な銀行のSwift Codeを以下に示します。不明な場合、銀行に電話して聞けばすぐに教えてくれると思います。

銀行名	Swift Code
三井住友銀行	SMBCJPJT
東京三菱銀行	BOTKJPJT
みずほ銀行	MHBKJPJT
UFJ銀行	SANWJPJT
新生銀行	LTCBJPJT
シティバンク	CITIJPJT

次に口座番号ですが、日本で振込する場合、支店名(または支店コード)を指定すると思いますが、国際送金にはそういう指定箇所がありません。ではどうするかというと、「支店コード＋口座番号」を口座番号として指定すればOKです。例えばあたなの口座の支店コードが999、口座番号が1234567だとしたら、NETellerで指定する振込先口座番号として「99941234567」と記入して下さい。

さて、銀行送金とデビットカードどちらがいいのでしょうか？答えは額による‥です。デビットカードは1回の資金移動額に上限があり、またデビットカードで1日に降ろせる額も上限があります。ともすると、手数料が銀行送金よりも高くなってしまう場合があります。サイト管理人の場合、$1000未満ならデビットカード、それ以上なら銀行送金というようにしていますので参考にして下さい。