オンラインカジノの中ではその単純明快なボーナスシステムと爆発力から最も人気があると言われている名作「Wheel of Wealth」のビデオスロットバージョン、その名もSpecial Editionです。2006年2月にリリースされました。

まずは気になるボーナスゲーム。旧作ではボーナス図柄一発でボーナスゲームに突入しましたが、Special Editionではいくつか段階があります。まずボーナス図柄が3つ、または4つ並ぶ必要があります。ボーナス図柄が並ぶとそのボーナス図柄の中からひとつを選択します。するとリールボーナスかWheel of Wealthボーナスのどちらかのボーナスになるのですが、Wheel of Wealthボーナスが車輪を回転させる例のボーナスになります。リールボーナスは即金ボーナスで最高2,000コインになっています。

旧作では「ドンドンドンドン」という効果音とともに回った車輪、Special Editionでは見事なBGMとともに回転します。回転時間はかなり長くなって、かつ止まる直前および止まった直後の曲は明らかに「クイズミリオネア(Who wants to be millionair?)」のパクリですね。 さて、基本スペックを見てみましょう。ペイラインは25ラインもあります。1ラインに10枚賭けとなっているので、コイン単価が$0.01の場合、1回転に必要な額は$2.50になっています。最高役物は四角いWheel of Wealthの図柄で、2個で10コイン、5個で10,000コインです。この図柄はオールマイティ図柄でかつ2倍のマルチプライヤーにもなっています。スキャッター図柄はそのものズバリ「SCATTER」と書いてある金色のチップの図柄です。2個で2コイン、5個で200コインです。その他、自家用ジェットや高級車、宝石や金塊、札束など富の象徴の図柄が用意されており、スロットの基本であるフルーツ系の図柄も用意されています。

この新作、BGMや演出の面で格段の進化を遂げたことは間違いないのですが、爆発力は10分の1と大幅減少しています。ボーナスで最高の1000を獲得した場合、旧作ではそのまま$1,000獲得でしたが、Special Editionでは1000コインです。といっても1ラインに付き10枚賭けているので実際は10,000コインです。コイン単価が$0.01の場合1回転あたり$2.5必要になるのですが、この時、最高役はたった$100にしかなりません。$1,000得るにはコイン単価を$0.10にする必要があり、この場合1回転に$25もの大金が必要になってしまうインフレスロットになってしまいます。

しかし、この話、もしかしたら全然外してるかもしれません。というのもペイアウト表を見ると、「Win up to 100,000 coins」とあるからです。ボーナスゲームでは10,000コインが最高だと思うのですが、なぜかここには100,000コインとあります。どういう条件で100,000コインになるのか不明ですが、本当にそのような条件があるのならば、旧作と同様、1回転数ドルのスピンで最高役が$1,000の爆発力抜群のスロットと言えるのですが、果たして‥‥