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スロットに見られる国民性
オンラインカジノに問わずランドカジノでもスロットでは、役モノが当たればその場でドン!!と賞金が全部払いだされるようになっています。究極はジャックポット。10万・20万、時には億単位の超高額賞金が一気に支払いだされます。一方、日本のパチンコやパチスロではこのように一気に払い出される事はありません。直接的な理由は一回あたりの賞金が当局の指導で制限されているからなのですが、実はここに欧米の国民性と日本の国民性の違いを垣間見る事ができます。
パチスロでは1回のプレイでの最大ペイアウトは15枚となっています。大当たり後はその15枚をちまちまと時間をかけて獲得していき、最終的には300枚程度増え、その後は連荘したりするわけです。10万円を超える高額賞金は1時間近くも当たり状態が続いた結果として得られるわけです。この時間をかけて賞金を得るシステムは欧米人にはウケが悪いでしょう。やはり一発、一瞬で大物をし止める事こそ彼らの美学だからです。これはまさに狩猟民族と農耕民族の違いと言えます。 大当たり一発はまさに自らの武器で獲物を仕留める行為の代償です。一方で、米粒一つは小さいけれどそれが塵も積もってなんとやら、最後には大きな収穫となるパチスロ・パチンコは長い年月行ってきた農耕民族の暮らしそのものですね。 サイト管理人がラスベガスで初めてカジノ遊びをした際に感じた「違和感」はまさにここです。今のカジノのゲームは狩猟民族が好むように出来ているのです。パチスロで1回あたりのペイアウトが当局が制限しているのは、単に射幸心を煽り過ぎないようにという配慮からなのですが、結果的に農耕民族の日本人の心をガッチリ掴む結果となっているのです。 しかし最近になってカジノのスロットも変わってきました。フリースピン機能の登場です。フリースピン中に小当たりをかき集めて最終的に大きな賞金‥‥この仕組みはまさに日本人向きです。フリースピン機能付きスロットが日本人に人気となっているものうなずけます。今後パチスロ業界との提携が進み、場合によってはパチスロそのものやパチンコのスロット部分がオンラインカジノで遊べる日が来るかもしれません。その時、1時間・2時間もかけて大当たり状態が続く中、せっせと収穫を楽しむ日本人をよそに、「ったくこんな長時間やってらんねー、いいからまとめて出せよ」とボヤく欧米人が続出するかもしれませんね。そのようなパチスロ機が登場した後での彼らがどのような評価を下すのか楽しみです。
(2006年01月09日 23時17分 オンラインカジノ新報)
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